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大日本飛行協会福岡飛行訓練場(元岡飛行場)跡地 [├空港]

  2011年5月訪問 最終更新日:2017/6/17  


無題6.png
1947年3月当時の写真(USA-M180-41) 
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)

大刀洗平和祈念館展示資料、WarBirds/元岡飛行場(下記リンク参照)によりますと、

福岡県の「福岡第一(雁ノ巣)飛行場」では、大日本青年航空団や海軍予備航空団による学生の飛行訓練も行っていました。

しかし、雁ノ巣飛行場は次第に国際空港として重要な飛行場となり、訓練に支障がでてきたため 

訓練用地を他に求めることになりました。

こうして「雁ノ巣飛行場」の南西約17km、同じく福岡市の西区に建設されたのが、当「福岡飛行訓練所(元岡飛行場)」です。

昭和16年、当地で飛行場が建設されました。

「九州の戦争遺跡」によれば、後に陸海軍の飛行兵、技術者の養成所と化したのだそうです。

戦後は水田に戻され、学校、宅地となり、現在に至ります。

跡地に建設された学校が「玄洋高校」と「元岡中学校」で、元岡中学校の辺りに飛行場の本部事務所、格納庫がありました。

戦後元岡中学校が開校した際、その建物がそのまま利用されたのだそうです(現在は新築されている)。

上の航空写真、矢印の辺りが元岡中学校、その北側が玄洋高校の辺りです。

実は当飛行場の敷地境界線が不明です。

場所を特定する情報としては、上記の通り二つの学校が建てられたこと、

そして「大刀洗平和祈念館」の展示資料によれば、東西500m,南北600m 草原の飛行場で、面積は33haとありました。

以上の情報と共に、

格納庫等諸施設は敷地の端っこに位置していると考えられること、

(次の記事で登場しますが)当飛行場の南西側に隣接する形で、後に海軍の飛行場が建設されたこと、

等考慮しつつ、当時の航空写真の地割を優先して線を引いたのが上のグーグルマップです。

これだと東西500m,南北670mで、しかも北東の角が少し欠けてしまうのですが、

面積はピッタリ33.0haでした。

多分、こんな感じだったのではないかと。

D20_0124.jpg

中学校周辺の様子


      福岡県・福岡飛行訓練場(元岡飛行場)跡地     
現在の中学校の体育館の位置にピットがあったのだそうです

福岡飛行訓練場(元岡飛行場) データ
設置管理者:大日本飛行協会
空港種別:陸上飛行場
所在地:福岡県‎福岡市‎西区‎田尻
座 標:N33°35′07″E130°15′09″
面 積:33ha
東西500m,南北600m 草原の飛行場
*座標はグーグルアースにて算出

沿革
1941年01月 工事
      12月 完成

関連サイト:
元岡飛行場 - WarBirds  
ブログ内関連記事       

この記事の資料:
大刀洗平和祈念館展示資料
「九州の戦争遺跡」


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コメント 4

Takashi

元岡中以外にも書き込みがあるって事は、他にも関連施設があるんですね、きっと^^
昔の面影は無いようですが、今はのどかな田園みたいですね。
by Takashi (2011-09-01 12:15) 

鹿児島のこういち

当時の格納庫や事務所を使って中学校を造ったってありました。ということは、被害が壊滅的ではなかったという事でしょうか(^O^)
当時の中学校の建物が残っていれば最高だったんでしょうね(^O^)
by 鹿児島のこういち (2011-09-01 17:53) 

me-co

その筋の教科書に出てきそうなほど綺麗な圃場整備です。すなわち事業遂行に当たり条件が良かったということ。
普通、こういった圃場整備は換地で揉めるんですけどね・・・飛行場跡地部分が有効活用できたから、すんなリ行ったのかと思います。
by me-co (2011-09-02 00:03) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございます。

■Takashiさん
>他
はい。お察しの通りです。次の記事で^^
今はのどかで、飛行場があったとはとても思えない場所です。

■鹿児島のこういちさん
>残っていれば
本当にそうですね~。
オイラの地元、桶川飛行学校のようになったと思うのですが。。。

■me-coさん
そうなんですか。
オイラが見てもまったくわかりませんが。
見る人が見ればわかるんですね~。
by とり (2011-09-02 05:58) 

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