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九州旅行・5日目 [■旅行記]


Ⓐ薩摩硫黄島→Ⓑ竹島→Ⓒ鹿児島新港→Ⓓ旧鹿児島飛行場跡地→Ⓔ鴨池公園→Ⓕ八代市 

(ちょっと間が空いてしまいましたが)前回までのあらすじ:コードネーム"I"と呼ばれる孤島に単身潜入した私は、数々のアクシデントに遭遇ながらもなんとか飛行場の撮影に成功。現地エージェントからの情報収集は深夜に及ぶのだった・・・。


D20_0151.jpg

朝目を覚ましたらすごい土砂降りでした。

数日前の予報では、昨日からお天気が崩れると言ってました。

船は、確実に鹿児島に戻ってこれる天候でないと欠航してしまうので、

「予報が後ろにズレて、あなたたちはラッキーだよ」と言われました。

昨晩おばさんからは「明日の朝、船に乗る前に温泉入ってきなさい」と言われてたのですが、

この土砂降りでは無理です。あ~残念。

尤も、徒歩で数キロ先の温泉に入りにいくほど温泉好きじゃないので、

最初から入る気はあんましなかったのですが。 (o ̄∇ ̄o)

 

畳の広間で大きな食卓を囲んでみんなで朝食。

その後、おばさん自家製のガバ茶をいただきながら そのまましばしおしゃべり。

「フェリーは今黒島を出ました。○○は9:35までにお済ませください」と村内放送が聞こえてきました。

乗客だけでなく、島の物資、郵便もすべて船に頼っているので、

船の入港を知らせるのは島の人たちにとって非常に重要なのだそうです。

 

1時間ほどして「ボーッ、ボーッ」と汽笛が響きました。

それでもおばさんは「あ、今の船だね」と言うだけでのんびりおしゃべり。

数ヶ月前に利用した新潟~北海道航路では、

「出港1時間前までに乗船手続きを済ませ、待機」だったので、ちょっと考えられない感覚です。

歩いて5分ほどの距離とはいえ落ち着きません。

「それじゃ、ぼちぼち行きましょうか」

雨が激しく降り続いているので、車で送ってもらえることに。

がじゅまるの大木の前を通り、坂を下りるとすぐ港。船が見えました。

港に近づくと船がゆっくり回頭中で、一瞬もう出港してしまったかと錯覚Σ(゚Д゚;)

 

雨が強いので、船ギリギリに車を付けて待機。

こうして船のすぐそばに乗りつけられるのは、離島ならではではないでしょうか。

乗船できるのを車内で待っていると、見知らぬおじさんがカサもささずに車に走って来て、

同宿の鹿児島から来たおばさんに何か袋を差し出していました。

聞けば数日前、庭にツバキの実がなっているのを眺めていたら、そこのおじさんが出てきて仲良しになったのだそうです。

今日の船で鹿児島に上がることを知ってて、宿の車を見つけて届けてくれたらしい。

思いがけないプレゼントにおばさんは大喜び。

おじさんは宿のおばさんと二言三言会話を交わすと、すぐ雨の中走って帰っていったのでした。

タラップがかけられ乗船。

宿のおばさんは船腹のハッチから船員のお兄さんにビニールに入った枝つきのバナナの房を渡してました。

お兄さんとはすっかり顔なじみのようです。

鹿児島からの時は、乗船時に切符にハサミを入れられたのですが、

戻りの時は切符も見せずにそのまま乗船。雨だから助かります。

乗船してすぐデッキへ。

宿のおばさんは雨ガッパを着て、出港まで見送ってくれました。

そう言えば、こうやって知ってる人に見送られて出港って、高校生以来です。

 

そのまま船室に入らずに同宿のお兄さんとデッキで海を眺めてました。

空も海も昨日までとは一転鉛色だったのですが、

竹島入港前、雲の一部分のみ大きく開け、

そこから眩しい青空と白い雲が見えました。

この世のものとは思えない光景。

船室にカメラを取りに戻る時間が惜しくて、そのままずっと眺めてたのでした。

 

竹島入港。

やはりというか、タイコの歓迎はありませんでした。

接岸後、数個の段ボールが下されました。

箱には直に「竹島 山田太郎(仮名)」みたいに、島名と名前だけ書かれてました。

これで通じるんですね~。

1個は幼子を抱えたお父さんがやって来て、持って帰りました。

迷彩のカッパに短パンのお兄さんが、舫い綱作業、タラップ取り付け、リフトでコンテナの積み下ろしと大活躍。

出港後もそのままデッキで海を眺め、お昼になったのでレストルームで偶然居合わせた鹿児島のおばさんとカップヌードル。

たまに食べるとオイシイ。

「昼の時間帯は譲り合って利用しましょう」と張り紙があったのですが、

ガラガラだったのでそのまま居座り、MLBワールドシリーズを眺めつつ、旅行の記録つけ。

鹿児島入港前、桜島からハッキリと噴煙が上がるのが見えたので、

鹿児島出身のおばさんのそのことを話すと、あの程度の噴煙は全然大したことないらしい。

14:00 鹿児島本港入港

下船の際、キップは回収されるのですが、船員さんが「コピー取ればそのまま持って帰って構わない」とのことで、

記念にもらっちゃいました^^

 

D20_0153.jpg

下船後すぐ撮った桜島。

普段噴煙など目にしないオイラには「災害」を連想してしまう光景なのですが、これが日常なんだとか。

硫黄島に向かう時にはすごい勢いで灰が降り注いでたので、

戻ったら車は灰にすっかり覆われて大変なことになってないだろうか、車は無事に見つけられるだろうか、

と心配だったのですが、大雨で洗い流されたのか、灰はキレイに落ちてました。

それでも駐車料金支払いで窓の開け閉めしたら「キーキー」音がするようになってましたけど。

まあ、レンタカーだからいいや。(酷)

その後、近くの旧鹿児島飛行場へ

 

D20_0156.jpg

旧鹿児島飛行場跡のフェンス

版画が力強くていかにも「鹿児島桜島」って感じですね。

「降灰指定置場」「克灰袋」・・・オイラのまったく知らない世界がありました。

「焼灰」っていうのはゴミやなんかを燃やした時の灰のことでしょうか??

ちなみに「克灰袋」以外にも「降灰袋」なるものもあり、専用の袋がない場合はレジ袋を二枚重ねにしてもオッケーだそうてず。

鹿児島のおばさん曰く、ここ数年噴火が活発になってきており、

少し前に昼間でも真っ暗になるほどの灰が5cm近く積もり(!)、その時だけで何袋も使ったのだそうです。

 

D20_0167.jpg

鹿児島・鴨池公園にて

 

飛行場見学後、熊本県八代市のホテルへ移動。

時間もたっぷりなので下道でタラタラと。

ホテル宿泊は今夜が最後。

呑みたい気分だったので、ホテル手前のコンビニでビール、〆サバ購入。

同宿のおばさんがおじさんからもらったツバキの実、実は下船前にすこしおすそ分けしてもらったのでした。

ホテルで食べてみることに。

初めて見るすごく独特な外観で、恐る恐る食べたのですが、上品な甘さで美味しかったです。

 

10時頃寝る。

おやすみなさい。

 

(続きます)

 


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コメント 21

春分

えー、温泉は~?カメラを取りに戻るのも惜しい青空は~?
というように、一応突っ込んでおかないとな。いい旅ですね。いいな、鹿児島。
by 春分 (2010-03-13 08:26) 

いっぷく

桜島の噴煙の写真を見たらぜひ、この目で見てみたいというほど
非日常の風景ですね。
爆発音もしないでモクモクと噴煙を上げるんだろうか。
灰が落ちてくるって…マスクなしではいられないような気がしますが
平気なんだろうか。
by いっぷく (2010-03-13 09:01) 

an-kazu

ゴーとか、ドカンなどという噴火音は聞こえたのでしょうか?
by an-kazu (2010-03-13 09:52) 

セバスちゃん

コードネーム"I"は、ミッションクリアですね<笑>
次回のミッションも強敵なのでしょうか。


by セバスちゃん (2010-03-13 12:23) 

Takashi

桜島の写真、埼玉県民の私から見たら災害にしか見えません^^
by Takashi (2010-03-13 14:09) 

さーやん

逆光の写真凄く綺麗
初めまして宜しくお願い致します
by さーやん (2010-03-13 18:14) 

tooshiba

はい、おやすみなさい。(違)

>この世のものとは思えない光景。
>船室にカメラを取りに戻る時間が惜しくて、そのままずっと眺めてたのでした。
んー、、、とりさんの腕と機材をもってしても再現できないかもしれませんが、見てみたかった( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
「硫黄島にてめえで行けや(#゚Д゚)ゴルァ!!」とか言われても、鉄道のない島に行ってもやることなくて困るし( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
by tooshiba (2010-03-13 19:49) 

miffy

桜島の噴火、昨年秋から凄く活発だそうです。
まだ3月なのに今年の噴火は300回を超えたとか・・・
by miffy (2010-03-13 21:55) 

カンクリ

温泉マニアさんが聞いたら、後ろから頭を叩かれそうな・・。(^^;
宿のオバサン、今度コッソリ写真を見せて下さい。(笑)
by カンクリ (2010-03-14 08:34) 

masa

お久しぶりです。
鹿児島を旅されているのですね。
相変わらずとりさんのお写真は素晴らしい!
いつも参考にさせてもらってます。
by masa (2010-03-14 10:09) 

おろ・おろし

八代市と聞いて・・・

その近くの鹿児島県出水市には、
戦時中、飛行場があって、その跡地に工場が出来たと
先月、うかがったS水化学の子(孫?)会社で聞きましたが、
そちらにも行かれたかと、次の報告に、期待です。
by おろ・おろし (2010-03-14 10:39) 

sak

宿のおばさん、なんだか素敵です
お会いしてみたいなぁ(^^
ツバキの実って食べられるのですね
初めて知りました
by sak (2010-03-14 16:53) 

コスト

>現地エージェント 宿のおばちゃんじゃないですか(笑)
島のダンボールは住所もかかずに、盗まれたりしないところがいいですね。

>桜島 僕も初めて行ったときは噴火したらマグマが市内に流れてきて
一発でアウトになるんじゃないかとか思いました。
それぐらい近いし、でかいですよね^^

>「降灰指定置場」「克灰袋」 噴火の時期には鹿児島行ってないせいか、
これも初めてみました。たぶん、日本で鹿児島にしかないでしょうw
噴火の煙は直接見たことないですが、きれいに撮れてますねー

>ツバキの実 油は瓶で売ってるの知ってますが、実ですか。
うーん、食べてみたいけど市場にはあまり出てない気がします
by コスト (2010-03-14 18:10) 

とり

皆様 コメント、nice! ありがとうございます。

■春分さん
春分さんなら温泉は外せないところでしょうか^^
鹿児島、いろいろ見所があっていいですね。

■いっぷくさん
確かに非日常ですよね。
音は聞こえなかったです。
>マスク
地元の方は口に何か巻いていたりしました。
オイラは出港前に目をやられました。ゴーグルが欲しいです(XДX)

■an-kazuさん
音は特にしなかったですねぇ。
無音でみるみる噴煙が上がっていくのが怖かったです。

■セバスちゃんさん
はい。クリアです~^^
まだまだ強敵が控えていますのだ(謎)

■Takashiさん
同じくです。
避難したくてそわそわしました。

■さーやんさん
いらっしゃいませ~ヽ(*´ヮ`)ノ
こちらこそ宜しくお願い致します。

■tooshibaさん
あ~、すみません。これはオイラも「惜しいことをした」と後悔してます。
_| ̄|○ il||li

■miffyさん
>300回
鹿児島の方は本当にお気の毒さまです。
雪みたいにほっとけば消えるものじゃないですし・・・。

■カンクリさん
>温泉マニアさん
「硫黄島行って東温泉いかないなんて、信じられな~い!!」って感じなんでしょうね~^^;
>写真
すみません。それが撮ってないんですよ。ほら、オイラってヒコーキ専だし^^;
お顔はですね、有名人とかで思いつく人がいないんですが、「肝っ玉かーちゃん」て感じです。

■masaさん
お久しぶりです!!^^
ぼちぼち復帰でしょうか。
また宜しくお願いします。

■おろ・おろしさん
>出水
そうですか。工場ができたのですか。
すみません。時間の都合で出水は行かなかったんですよ。
そのうち行くとは思いますが。。。

■sakさん
機会がありましたら是非会っていただきたい人物です^^
気さくでとってもいいおばさんですよ。

■コストさん
>宿のおば
おっと、機密漏えいはそこまでだ!
>島のダンボール
このおおらかさがいいですよね~^^
桜島、確かにデカくて近いです。
見慣れないオイラはビックリでした。
ツバキは確かに油を連想しますよね。
実はオイラも初めて見ました。
by とり (2010-03-14 19:48) 

OILMAN

こんにちは。
硫黄島の温泉は残念ですね。
私なら雨でも行っていたかもしれません。
とりさん、ツッルツルのスッベスベになってたかもしれませんよ。
by OILMAN (2010-03-14 20:37) 

とり

■OILMANさん こんにちは。
あ~、OILMANさん温泉好きでしたよね。
是非オイラの代わりに入って欲しいです^^
by とり (2010-03-15 07:16) 

pica

私は100m先の温泉でも入りません( ̄ー ̄)
by pica (2010-03-16 00:33) 

コスト

>機密漏えい
(笑)おっとすいません、コードネームで話さないとまずかったですね^^;
今後注意しますw
by コスト (2010-03-16 22:11) 

とり

■picaさん
あ、もしかして温泉キライですか^^;

■コストさん
ふぅ、危ないところだったぜー^^
by とり (2010-03-17 04:35) 

ジョルノ飛曹長

島はのんびりですねー。
私も何か乗る時、しかもそれが便が少ない時、1時間から遅くとも30分前には現地で待っています。^^;
by ジョルノ飛曹長 (2010-03-17 12:51) 

とり

■ジョルノ飛曹長さん
>1時間から遅くとも30分前には
旅行者の鑑ですね^^
オイラも見習わねば。
by とり (2010-03-18 06:33) 

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